彼岸花



wikipedia:彼岸花


http://lh4.ggpht.com/mobfootballer/Rv3hG9ATDtI/AAAAAAAAAGE/3d6Y11Wfaxg/s720/DSCF0037.JPG



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秋の風物。ですなぁ。こういう風景は大好きです。でも、不明にして



全草有毒な多年生の球根性植物。散系花序で6枚の花弁が放射状につく。日本には、中国か朝鮮半島からの稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まった帰化植物といわれているが、土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み、あぜや土手に植えたとも考えられる。(Wikipedia)



毒草だとは知りませんでした。もっとも、食べはしませんが、戦争中は毒を抜いて食べたこともあったそうで。



水田の畦(あぜ)や墓地に多く見られるが、これは前者の場合ネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように、後者の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐため、人手によって植えられたためである。ただしモグラは肉食のため、ヒガンバナに無縁という見解もあるが、エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まない。そのためにこの草の近くにはモグラが来ないともいう。(Wikipedia)



昔の人の知恵というのはすごいもんですな。


写真の場所は、見渡す限り(ちょっとオーバー)の田園風景で、以前はごみの不法投棄がおおかったそうです。そこで、農家の方々が中心になって小出川周辺に彼岸花でいっぱいにするという整備策を行ったそうです。だから、この周辺の畦は彼岸花でいっぱいです。害獣を寄せ付けず、害人間もその行為を憚るという一石二鳥ですね。