ご近所の底力

という番組があったけど…
地域の人たち、見回りに 加古川・小2女児刺殺

日本は治安がいいといわれたのは過去の話であるが,ここのところ子どもがひどい目にあう事件が多すぎる。
子どもの行動範囲はまぁある意味限られていて,その範囲内で事件が起きるということは,その限られた範囲の人々が子どもに注意を払っていないということなんだろう。いわゆる,地域コミュニティ内でのつながりの希薄さとでも言うのか…
標題のタイトルの番組があったけど,この番組で空き巣被害を地域ぐるみで減らそう,という目的のもとやったことは,地域住民の挨拶運動だった,というのがあった。とにかく,道ですれ違ったら相手と顔見知りだろうがなかろうが,挨拶をするのである。一足飛びに町中がそうなったわけではないようだったけれど,空き巣被害は激減したらしい。そんなんで治安が良くなるのか?と思ったけれど,番組を見ていると,さもありなんという感想を持った覚えがある。住民同士が無関心な地域より,住民同士のつながりの濃いところでは空き巣も働きにくいだろう。
高度経済成長や核家族化を選択した日本の成れの果てが今の状況なんだろうから,今一度立ち返って考え直したほうがよさそう。